イチゴ炭そ病抵抗性簡易検定法(108)
イチゴ炭そ病抵抗性簡易検定法(108)
課題番号 | 1994001606 | ||
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研究機関名 | 野菜・茶業試験場(野菜茶試) | ||
研究期間 | 完S00〜S00 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 遺伝資源の利用と育種 | ||
大課題 | 野菜品種の育成 | ||
中課題 | 病虫害抵抗性育種 | ||
小課題 | イチゴ炭そ病抵抗性簡易検定法(108) | ||
摘要 | イチゴ炭そ病に対し硬度抵抗性を有する系統を効率的に選抜するための抵抗性簡易検定法を開発した。本法は胞子濃度10万個/mlの接種源を、同一葉齢の葉柄先端部切断面に接種し、25℃・多湿条件に7〜9日保持した後の病斑長により抵抗性を評価するものであり、本法による検定結果と常法による噴霧接種による検定結果の間に高い相関が認められている。今後は炭そ病菌培養濾液の利用等のより簡易な検定法の開発が必要である。なおこれと関連して、葉齢に伴い組織硬度が速やかに上昇しかつその絶対値の高いことが抵抗機作の一要因であることを明らかにした。しかしこれだけで抵抗性のすべてを説明することは困難であり、今後は抵抗性発現に関わる要因の解明が必要である。 | ||
研究分担 | 久留米・育種2研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030044602 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |