生態反応の制御による野菜の新栽培型の開発(186)
課題番号 | 1994001683 |
研究機関名 | 野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究期間 | 継H05〜H07 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 生理生態特性の解明とその制御技術の開発 |
大課題 | 生態反応の解明と制御技術の開発 |
中課題 | 生態反応要因の解明と制御技術の開発 |
小課題 | 生態反応の制御による野菜の新栽培型の開発(186) |
摘要 | 近年、花き園芸分野で茎の伸長制御に利用されている昼夜の気温差(DIF=昼温−夜温)の野菜苗への応用の可能性について、キュウリ及びカボチャ苗を用いて検討した。キュウリ胚軸長とDIFとの間には高い相関関係が認められたが、カボチャ胚軸長との間には有意な相関は認められなかった。高い相関関係が認められたキュウリにおいても、管理温度によってDIFの効果は異なり、明暗期気温14、22、30℃の組み合せでは相関が弱くなり、22、30、38℃の組み合せでは相関が強くなった。従って、DIFをキュウリ苗の胚軸長制御に利用する場合には、気温を適切な範囲に保つことが重要であると解った。 |
研究分担 | 生理生態・生態反応研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030044679 |
収録データベース | 研究課題データベース |