被覆環境下における野菜の生長の解析(209)
被覆環境下における野菜の生長の解析(209)
課題番号 | 1994001710 | ||
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研究機関名 | 野菜・茶業試験場(野菜茶試) | ||
研究期間 | 継H05〜H08 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 高位生産技術の開発 | ||
大課題 | 施設内の機械・装置化、資材利用による生産技術の開発 | ||
中課題 | 新資材・装置の特性解明と利用技術の開発 | ||
小課題 | 被覆環境下における野菜の生長の解析(209) | ||
摘要 | 被覆環境下では、日射や温湿度などの環境条件を人為的にかえることができ、作物の生育や伸長を調節することができる。このような環境下で生長や伸長のメカニズムを解析し、被覆資材等を利用した環境調節法を検討する。被覆資材による遮光を行うとトマトの伸長速度が増加するが、生長モデルによる解析の結果、蒸散が減少し水分ストレスが低下することが主な要因であるとことが示された。そこで、噴霧耕によって水分ストレスを加えることによって伸長や茎径の肥大速度の計測を行った。日射が1cal/cm2に対して、16秒と8秒の噴霧の比較を行った。前者のは、0.5mm/day、後者は0.1mm/dayの茎径肥大速度であった。この結果は、シミュレーションの結果と一致した。さらに、0.25mm/dayの肥大速度になるように目標値を定め、噴霧制御を行った結果、7日間の実験ではあったが、目標通りの制御を行うことができ、水分の制御による肥大生長制御が可能であることが明らかとなった。 | ||
研究分担 | 施設生産・資材利用研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030044706 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |