カメリア類の高機能性成分抽出原料の調整加工技術(222)
課題番号 | 1994001722 |
研究機関名 | 野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究期間 | 完H03〜H05 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 高位生産技術の開発 |
大課題 | 生産管理技術体系の開発 |
中課題 | 製茶コスト低減技術の開発 |
小課題 | カメリア類の高機能性成分抽出原料の調整加工技術(222) |
摘要 | 茶の葉や種子に含まれる有用成分の有効利用を図るために、これらの材料を運搬貯蔵に適した抽出用原料とする技術の開発を行った。茶枝条と種子の基礎的乾燥特性は、乾燥定数では、葉>茎>種子の順となり、水分拡散係数では逆に種子>茎>葉の順となって、水分移動距離の違いが乾燥速度に大きく影響することが明らかとなった。枝条については、従来の製茶機械を用いる方法で粗揉機を中心とした乾燥法が、種子については、マイクロ波を利用した乾燥法が、時間や熱効率など総合的にみて優れていた。これらの乾燥法では、有用成分である茶葉中のカテキン、種子中のサポニンの減失はなく、有用成分抽出用原料とするための乾燥法として利用できることが明らかとなった。今後は実用規模での検証が残されている。 |
研究分担 | 茶利用加工・製茶機械研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030044718 |
収録データベース | 研究課題データベース |