茶病害の発生生態の解明及び被害機構の解析(243)
課題番号 | 1994001743 |
研究機関名 | 野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究期間 | 継H03〜H07 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 生産安定化技術の開発 |
大課題 | 病害虫防除技術の開発 |
中課題 | 病害の発生生態及び被害機構の解析と主要病害の発生予測技術の開発 |
小課題 | 茶病害の発生生態の解明及び被害機構の解析(243) |
摘要 | チャもち病菌は越冬茶芽の不完全葉あるいは第1葉に付着した担子胞子で越冬する。胞子は3月下旬頃から発芽を開始し、葉組織内に侵入し、発病に至る。チャ褐色円星病の病原菌はPseudocercospora theaeとされているが、これ以外にもある種のバクテリアが発病に大きく関与している可能性が強く示唆された。チャ赤焼病菌は傷口から葉組織内に侵入するとされていたが、病原菌浮遊液を葉裏面に噴霧接種すると、発病は認められ、殺菌剤散布の防除効果は非常に劣った。その潜伏期間は付傷接種試験の結果とは異なり、40〜70日以上と推定された。菌は夏型病斑内で越夏が可能であるが、これ以外の伝染源の存在も示唆された。 |
研究分担 | 茶栽培・病害研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030044739 |
収録データベース | 研究課題データベース |