カボチャうどんこ病菌の長期保存法の開発
カボチャうどんこ病菌の長期保存法の開発
課題番号 | 1994001753 | ||
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研究機関名 | 野菜・茶業試験場(野菜茶試) | ||
他機関 | 果樹試;東北農試 | ||
研究期間 | 単H05〜H05 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 生産安定化技術の開発 | ||
大課題 | 病害虫防除技術の開発 | ||
中課題 | 生物的手法を主体とした病害制御技術の開発 | ||
小課題 | カボチャうどんこ病菌の長期保存法の開発 | ||
摘要 | 純寄生菌であるウリ科野菜のうどんこ病菌の簡易な長期保存法をカボチャ菌について検討した。病原菌の活性は、ガラスびん内で準無菌的に育成したキュウリ苗に接種し、その発病を調べることによって検定した。分生子を形成している罹病葉の小片を小型ガラスびん内の粉末寒天に埋没し、−20℃の冷凍庫に保存した場合、病原菌は260日後でも生存していることが確認された。この保存方法は、DMSO(ジメチルスルホキシド)を主体とした保護剤の溶液に分生子を懸濁した場合よりもはるかに優れていた。本法を用いることによって多数のうどんこ病菌菌株の効率的な供試が可能となり、ウリ科野菜における本病抵抗性機構の解明と、より安定な抵抗性品種の育成が期待できる。 | ||
研究分担 | 盛岡・病害研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030044749 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |