野菜栽培における肥効調節型肥料の施用効果に関する基礎的研究
課題番号 | 1994001783 |
研究機関名 | 野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究期間 | 単H05〜H05 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 生産安定化技術の開発 |
大課題 | 土壌生産力の維持向上技術の開発 |
中課題 | 土壌の理化学性・生物性改良技術の開発 |
小課題 | 野菜栽培における肥効調節型肥料の施用効果に関する基礎的研究 |
摘要 | 新開発肥料である肥効調節型肥料の特性を解明するとともに野菜の生育に対する施用効果を検討した。黒ボク土壌を充填したライシメータにキャベツを定植し、硝安区および肥効調節型肥料区(ロング40日タイプ)を設けた。5年度の異常気象により栽培期間中の降水量は多く、前年比152%であった。栽培期間中の窒素溶脱量および地下浸透水中の硝酸態窒素濃度は硝安区に比べて肥効調節型肥料区が低く、それぞれ硝安区の73%、74%に抑制された。硝安区では地下浸透水の平均硝酸態窒素濃度は約38ppmで、溶脱量は施肥窒素の64%に相当した。なお、キャベツの生育には肥料の種類による差異はほとんど認められなかった。 |
研究分担 | 環境・土壌肥料研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030044779 |
収録データベース | 研究課題データベース |