野菜畑における養分環境と病害との関係解明およびその制御技術の開発(286)
課題番号 | 1994001785 |
研究機関名 | 野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究期間 | 継H02〜H06 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 生産安定化技術の開発 |
大課題 | 土壌生産力の維持向上技術の開発 |
中課題 | 好適栄養環境の解明とその制御技術の開発 |
小課題 | 野菜畑における養分環境と病害との関係解明およびその制御技術の開発(286) |
摘要 | トマト青枯病とCa栄養との関係を明らかにするために、病原菌接種の前後における培養液Ca濃度の影響、接ぎ木によるCa吸収能の相違および各種資材の施用効果を検討した。青枯病発病では病原菌の感染時以後のトマトのCa条件が発病抑制に対して密接に関係していることが明らかとなった。3品種の相互接ぎ木による青枯病の発病とCa吸収には差異が認められ、‘LS89’が高いCa吸収能を持ち、それが地上部、地下部双方のCa含有率に影響を及ぼした。また、有機物施用による青枯病発病抑制と植物体のCa含有率との間に明瞭な関係が認められたが、石灰資材施用ではそれらの関係は不明瞭であった。 |
研究分担 | 環境・土壌肥料研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030044781 |
収録データベース | 研究課題データベース |