浅漬用野菜の加工・利用適性要素の解明(302)
浅漬用野菜の加工・利用適性要素の解明(302)
課題番号 | 1994001804 | ||
---|---|---|---|
研究機関名 | 野菜・茶業試験場(野菜茶試) | ||
研究期間 | 継H03〜H06 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 流通・加工技術の開発 | ||
大課題 | 加工技術の開発 | ||
中課題 | 野菜の加工・利用適性の解明と加工技術の開発 | ||
小課題 | 浅漬用野菜の加工・利用適性要素の解明(302) | ||
摘要 | 近年、需要が増加している浅漬野菜の加工・利用適性要素を明らかにするため、原料ハクサイの特性と浅漬後の変色との関係を調べた。浅漬ハクサイの褐変は5℃貯蔵3日後ごろから起こり、その発生程度に品種間差のあることを認めた。褐変に伴う挙動から、ハクサイに含まれるクロロゲン酸を褐変の主要基質と推察した。ポリフエノールオキシダーゼ活性は収穫時に最も高く、浅漬加工及びその後の貯蔵中に低くなったが、褐変の起こり易い品種のものは一貫して高いことを認めた。浅漬に相当する食塩濃度で褐変の起こり難い品種のポリフェノールオキシダーゼ活性は良く抑えられた。このため、浅漬ハクサイの褐変の起こり易さの品種間差はポリフエノールオキシダーゼ活性の食塩に対する感受性の違いによることが推察された。 | ||
研究分担 | 生理生態・加工利用研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030044800 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |