住民ニーズに対応した居住地整備技術の開発(17)

住民ニーズに対応した居住地整備技術の開発(17)

課題番号1994001848
研究機関名農業工学研究所(農工研)
研究期間継H05〜H08
年度1994
研究問題農村地域開発整備計画手法及び農村環境整備技術の開発
大課題農村地域の総合的整備計画手法及び農村環境整備技術の開発
中課題集落個性を生かした空間のデザイン技法及び整備技術の開発
小課題住民ニーズに対応した居住地整備技術の開発(17)
摘要居住地・周辺の景観を構成する重要な要素であり、かつ都市・農村交流施設の一素材として、牧場のたたずまいの中で、サイロや牧柵等を取り上げ、地域性や年齢階層、職業といった属性別にどのように評価されているのかの検討を行った。地域属性別評価では、サイロの色では、北海道地区は有色系、西日本は人工素材・白色系、また農林行政関連グループは自然素材系のタイプに高い選好性が認められた。一方、職業・年齢別評価では、職業別には農家と非農家、それを年齢階層別には16歳以上(大人)と15歳以下(子供)に分解し、4属性の評価結果を見ると、農家の子供と大人、非農家の子供は、銀色スチールサイロ、白色牧柵を高く支持している。しかし、非農家の大人は、レンガサイロ、茶色サイロ、茶色牧柵を高く支持している。農家は人工性の高い素材と色を、非農家は自然性の高い素材と色を好み、大人と子供の比較では、大人は自然を、子供は人工性を好むことが明かとなった。このように、サイロだけでも属性毎にかなりの意識の異同が生じている。こうした空間は、生産者の意向を尊重すべきであろうが、「地域活性化」という観点からすれば、居住者・訪問者の好みも重要な検討要件といえよう。また地域生産・生活そのものとの係わりを内外ともに理解させるような仕掛や戦略等が必要となろう。
研究分担農村・集落整備研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030044844
収録データベース研究課題データベース

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