フィルダムにおける監査廊の挙動観測(100)
フィルダムにおける監査廊の挙動観測(100)
課題番号 | 1994001936 | ||
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研究機関名 | 農業工学研究所(農工研) | ||
研究期間 | 延S60〜H07 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 農業土木基幹施設の構造設計・施工・管理技術の開発 | ||
大課題 | 基幹施設の土質及び土木材料に関する技術の開発 | ||
中課題 | マスコンクリートの力学的特性の解明 | ||
小課題 | フィルダムにおける監査廊の挙動観測(100) | ||
摘要 | 5年度は、提高がほぼ等しく基礎地盤が異なる2つのダムの挙動観測データを比較し、監査廊の基本的な挙動パターンの差異について検討を行った。その結果として、1)打設初期の監査廊天端断面における鉄筋計の挙動パターンは、2つのダムともほぼ同じ傾向を示す。すなわち、打設初期に温度上昇時に圧縮、その後の温度降下期には引張となる。2)鉄筋計の長期挙動に関しては、打設時期の影響が大きい。すなわち、打設時期の差(夏期打設、春秋打設)に伴い、打設温度が高い夏期に打設された監査廊鉄筋計の挙動のばらつきは非常に大きく、比較的打設温度の低い春秋に打設された監査廊鉄筋計の挙動のばらつきは小さい。盛土施工中の監査廊の挙動把握の結果を踏まえダムの湛水中の挙動観測を継続して実施することによって、フィルダムの施工中全体の安全性評価に深化する。このため2ケ年研究期間延長する。 | ||
研究分担 | 造構・土木材料研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030044932 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |