底魚生態系による有害化学物質の生物濃縮:底泥−底生動物関係(73)

底魚生態系による有害化学物質の生物濃縮:底泥−底生動物関係(73)

課題番号1994005579
研究機関名南西海区水産研究所(南西水研)
研究期間継H05〜H09
年度1994
研究問題赤潮・貝毒の動態解明、被害防止技術の確立及び生態系の解明と保全
大課題海洋汚染等による生態系への影響把握と保全技術の開発
中課題海洋汚染等と生態系の変化との関係解明
小課題底魚生態系による有害化学物質の生物濃縮:底泥−底生動物関係(73)
摘要汚損生物に対する防汚剤として広く使用されてきた有機スズ化合物(TBT、TPT)の底魚系における生物濃縮過程を把握する目的で、その第1段階である底泥からベントスへの移行を室内飼育実験によって明らかにした。TBTとTPTによって汚染された油壷湾の底泥で表層堆積物食者であるイソゴカイを飼育して、体内に蓄積されるこれら有害化学物質の濃度を測定したところ、8週間後には、乾重ベースでTBTでは平均底泥濃度の2.8倍に相当する2.07μg/g、同じくTPTでは5.7倍の0.55μg/gとなった。このことは底魚系におけるTBTやTPTの生物濃縮に対する底泥からベントスへの移行の重要性を示している。
研究分担赤潮環境・漁保研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030045045
収録データベース研究課題データベース

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