底泥環境が微小底生動物に及ぼす影響(71)

底泥環境が微小底生動物に及ぼす影響(71)

課題番号1994005581
研究機関名南西海区水産研究所(南西水研)
研究期間継H05〜H07
年度1994
研究問題赤潮・貝毒の動態解明、被害防止技術の確立及び生態系の解明と保全
大課題海洋汚染等による生態系への影響把握と保全技術の開発
中課題海洋汚染等による生態系の変化予知と保全技術の開発
小課題底泥環境が微小底生動物に及ぼす影響(71)
摘要微小底生動物の優占動物群であるハルパクチクス類と線虫類について貧酸素耐性を調べた。ハルパクチクス類は溶存酸素の豊富な対照区では1週間ほとんど減少しないが、無酸素条件の場合、水温15℃では2日目で半減し、6日目で死滅した。また、20℃では2日目で10%まで減少し、5日目で死滅した。溶存酸素濃度1.8mg/lの貧酸素条件の場合、水温20℃では3日目までほとんど変化はないが、4日目以降減少し7日目で50%以下となった。一方、線虫類は対照区、無酸素及び貧酸素条件下のいずれも2日目まではほとんど減少しないが、その後徐々に減少し、その減少傾向には次の特徴がみられた。水温15℃、20℃の対照区及び15℃の無酸素条件の減少傾向はほぼ同じで、7日目の線虫類の生存率は同程度であった。また、20℃の溶存酸素濃度1.8mg/lの貧酸素条件の減少傾向は上記の条件と比べるとやや早いが、7日目の生存率はやはり同程度であった。しかし、20℃の無酸素条件の場合、7日目の生存率は対照区の20%以下まで低下した。これらのことから、線虫類はハルパクチクス類に比べて貧酸素耐性が高いが、水温が上昇すると耐性は低下すると考えられた。
研究分担赤潮環境・漁保研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030045047
収録データベース研究課題データベース

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