養殖漁場における負荷有機物の分解過程(55)
養殖漁場における負荷有機物の分解過程(55)
課題番号 | 1994005897 | ||
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研究機関名 | 養殖研究所(養殖研) | ||
研究期間 | 継H04〜H08 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 環境制御による増養殖技術の確立 | ||
大課題 | 増養殖環境の管理技術の開発 | ||
中課題 | 生物生産機構の解明 | ||
小課題 | 養殖漁場における負荷有機物の分解過程(55) | ||
摘要 | 養殖漁場における有害なアンモニアや亜硝酸塩などの有機物分解中間生成物の濃度は、海底に蓄積された有機物量によって大きく左右される。このため、五ヶ所湾における有機物濃度の分布特性について把握した。湾内16地点の海底表層泥(0〜3cm層)中の有機物量をその目安とされる全炭素について測定した。全炭素は漁場内外での濃度分布に特徴的な傾向を示さなかった。しかし、独自に開発した塩酸処理法で前処理した底泥の全有機炭素は、季節的な変動はあるものの、非養殖漁場では乾泥1g当り、0.90〜6.04mgCであったのに対し、養殖漁場付近では10.98〜33.26mgCと、高濃度に分布することが明らかになった。 | ||
研究分担 | 環境管理・環動態研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030045134 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |