二枚貝幼生・稚貝の分布・定着と流動環境(5)

二枚貝幼生・稚貝の分布・定着と流動環境(5)

課題番号1994005925
研究機関名水産工学研究所(水工研)
研究期間継H04〜H08
年度1994
研究問題沿岸・海洋域の環境整備技術の開発
大課題沿岸域における環境と生物生態の解明および評価
中課題水産生物の生息環境の物理・化学・生物的特性の解明
小課題二枚貝幼生・稚貝の分布・定着と流動環境(5)
摘要5年度は砂浜海岸における二枚貝の浮遊期における沿岸方向の流れと稚貝の発生の関係を調べた。平成5年の鹿島灘南部におけるウバガイ稚貝の発生は例年より大量であり、7月には殻長1〜3mm、8月には殻長6〜8mmの個体が採集された。一方、ウバガイの産卵期である3月〜5月の沿岸方向の流れは、3月は南流が卓越したが、4月中旬から南流・北流がほぼ均衡していた。また、3月中旬から4月にかけては沿岸に親潮が接近し、低水温が継続していた。平成5年におけるこの海域のウバガイの産卵期は4月上旬から中旬であったと推定されている。さらに、ウバガイ浮遊幼生の輸送は沿岸方向の流れに依存すると推定される。これらのことから、浮遊期の沿岸流の流向・流速が均衡していたのと同時期にウバガイが産卵したため、海域内へ浮遊幼生が大量に着底し、稚貝が大量発生したものと考えられる。
研究分担水産土木・環分析研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030045239
収録データベース研究課題データベース

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