ケーソン堤の破壊現象の解明と対策(83)
ケーソン堤の破壊現象の解明と対策(83)
課題番号 | 1994005953 | ||
---|---|---|---|
研究機関名 | 水産工学研究所(水工研) | ||
研究期間 | 継H03〜H06 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 沿岸・海洋域の環境整備技術の開発 | ||
大課題 | 潤いのある漁港・漁村づくりのための技術の開発 | ||
中課題 | 漁港・海岸・漁村の基盤施設の開発 | ||
小課題 | ケーソン堤の破壊現象の解明と対策(83) | ||
摘要 | 5年度は、縮尺1:30のケーソン式防波堤の模型(隔室9、16室の2種類)を2次元水路に設置し規則波を作用させ、波圧、ケーソン正面壁の歪(曲げ歪)分布を計測した。その結果、歪は波圧が作用するのとほぼ同時に変動し、そのタイムスケールもほぼ等しいこと、水平方向の歪が大きいのに対して鉛直方向の歪が極めて小さく、波力に対しては水平方向の抵抗曲げモーメントが支配的であることがわかった。また、ケーソン内が砂の場合、水の場合の実験を行ったところ、同じ波圧の時では砂の場合の方が歪は少なく、ケーソン壁背後の土圧の効果が明確に現れた。さらに、これらの実験の数値モデルを開発した。6年度は、5年度に行った実験領域では不十分なので更に実験を行い、これらの結果をとりまとめ、ケーソンの設計法の改良を行う予定である。 | ||
研究分担 | 水産土木・港施研港水理研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030045267 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |