音波による魚群制御の研究(37)

音波による魚群制御の研究(37)

課題番号1994005993
研究機関名水産工学研究所(水工研)
研究期間完S62〜H05
年度1994
研究問題漁業生産および管理技術の開発
大課題水生生物の行動機構の解明と漁業生産技術への応用
中課題行動予知・制御技術の開発
小課題音波による魚群制御の研究(37)
摘要音波による魚群の制御を目的に、各種水中音の分析、魚の聴覚、音に対する反応などを調べてきた。その結果、1)ニジマスの音源方向の識別能力が37度であること、2)マダイが雑音の中から信号音を聞き取る能力を調べCR(臨界比)が約20dB、マスキングが発生し始める雑音スペクトラムレベルが約70dBであること、3)捨て石工事が発生する水中音が短いパルス音(持続時間2−8ms)で、主な周波数成分が1kHz以上であり、魚に影響を与える範囲は狭いこと、4)養殖マグロは自分自身の遊泳捕食音や給餌船のエンジン音に誘致されることなどを明らかにしてきた。また平成5年度では、調査船を用いて魚群探知機やピンガーによる調査、海中ノイズや生物音測定などを行う際、船からのノイズが測定の妨げになることと、この騒音が魚の行動を変化させ資源量推定に影響を及ぼすことが考えられるので、水産工学研究所の調査船たか丸の水中ノイズを可聴域から超音波の広い領域で測定した。たか丸の騒音は24Hz付近にエネルギーのピークがある広帯域のスペクトルを持っていた。また最接近時の音圧はピーク値で150dBであり、音源音圧は約180dBであった。所期の成果が得られたのでこの課題は終了とする。
研究分担漁業生産・魚群制御研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030045307
収録データベース研究課題データベース

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