淡水魚類の産卵行動特性(62)

淡水魚類の産卵行動特性(62)

課題番号1994005367
研究機関名中央水産研究所(中央水研)
研究期間延H02〜H06
年度1994
研究問題水産資源の持続的利用のための生物的基盤の解明
大課題水産資源の生物特性の解明
中課題内水面における魚類群集の特性の解明
小課題淡水魚類の産卵行動特性(62)
摘要モツゴは雄が卵を保護することで知られているが、その繁殖様式の詳細は知られていない。昨年えられた資料を補強するために、今年度も引続き産卵行動の観察を行い以下の結果をえた。(1)雌の産卵回数=平均6.0回(n=11)、(2)大きな雄ほど大きなナワバリ(産卵基質)をつくり、繁殖成功度が高い、(3)ナワバリ個体は体重を減少させるが、非ナワバリ個体は体重を増加させ、後者の個体は体重が前者の個体のそれを越えたときナワバリを形成した、(4)ナワバリ雄がいないときの卵の死亡率は約4%(n=10)、(5)雌はナワバリの大きさよりも雄そのものの体の大きさで雄を産卵相手として選ぶ。このことから、モツゴの雄はからだが大きい時にはナワバリを作る戦術を、小さい時には体を大きくしてから、繁殖に参加する戦術をとっていることを示唆する。雌の産卵生態が明らかでないため、次年度は実験的に雌の産卵行動を明らかにする。
研究分担内水面利用・生態研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030045349
収録データベース研究課題データベース

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