淡水魚類の個体群に与える影響の解明(64)

淡水魚類の個体群に与える影響の解明(64)

課題番号1994005368
研究機関名中央水産研究所(中央水研)
研究期間継H05〜H08
年度1994
研究問題水産資源の持続的利用のための生物的基盤の解明
大課題水産資源の生物特性の解明
中課題内水面における魚類群集の特性の解明
小課題淡水魚類の個体群に与える影響の解明(64)
摘要イワナ及びオショロコマの南限域における河川毎の分布を実際の採集と従来の文献から記録し、その分布と一致する年平均気温及び地下水温の分布を求めた。また全国14河川からアユの熟卵を採集し、卵サイズの地理的変異を調査した。イワナの分布域南限にあたる中国地方では、イワナは夏期(7月)の年平均気温22度以下の河川上流部に分布することが明らかとなった。オショロコマでは暖かさ指数=50以下の範囲にすべての生息域が含まれることが明らかとなった。従来の温暖化のシミュレーションを適用すると、両種ともに一部の地方で絶滅するか、一層標高の高い上流部に閉じ込められると予想された。アユの卵サイズと緯度には負の関係あり、緯度が高くなるに従って、卵サイズが小さくなることが明らかとなった。これらの生活史変異は河川の水温と関係している可能性がある。次年度は、イワナの分布を一層詳細に明らかにするとともに、琵琶湖産アユの河川毎の卵サイズを明らかにする。
研究分担内水面利用・管理研生態研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030045350
収録データベース研究課題データベース

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