汚染物質の内湾生物に対する影響に関する調査研究(82)
課題番号 | 1994005439 |
研究機関名 | 中央水産研究所(中央水研) |
研究期間 | 継H03〜H07 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 水域汚染・環境変化の水産生物に及ぼす影響の解明 |
大課題 | 汚染物質の挙動と環境変化が水産生物に及ぼす影響の解明 |
中課題 | 汚染物質の挙動と環境変化が海洋生物に及ぼす影響の解明 |
小課題 | 汚染物質の内湾生物に対する影響に関する調査研究(82) |
摘要 | 有機スズ化合物の汚染調査の一環として、1990年夏期、三浦半島小網代湾において41種の魚類を採集した。そのうち比較的採集個体数の多い13種について脊椎骨異常の有無および胸鰭のFluctuating asymmetry(FA:両側形質に生じた誤差で、発生過程における環境由来の軽微な事故により誘起されると考えられている)を調べた。その結果、アオタナゴおよびクサフグは両者とも高い発症率を示した(脊椎骨異常、83.3%および37.5%;FA、41.7%および50.0%)ほか、トウゴロウイワシおよびスジハゼは脊椎骨異常の発症率がそれぞれ51.5%及び33.3%と高かった。6年度は、これらの形質異常の評価手法を検討するとともに、さらに調査を進める。 |
研究分担 | 環境保全・検定研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030045421 |
収録データベース | 研究課題データベース |