汚染物質の酸素消費量に及ぼす慢性影響の解明(92)
課題番号 | 1994005449 |
研究機関名 | 中央水産研究所(中央水研) |
研究期間 | 継H04〜H08 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 水域汚染・環境変化の水産生物に及ぼす影響の解明 |
大課題 | 汚染物質の挙動と環境変化が水産生物に及ぼす影響の解明 |
中課題 | 汚染物質の挙動と環境変化が海洋生物に及ぼす影響の解明 |
小課題 | 汚染物質の酸素消費量に及ぼす慢性影響の解明(92) |
摘要 | 体重70〜100gのマダイについて個体の酸素消費量に及ぼす汚染物質の影響を検討した。0.031〜1.98μgTBT/lのTBTOに4〜8週間曝露した後、供試魚の成長、個体及び組織酸素消費量ならびに鰓換水量を求めた。その結果、いずれの曝露区でも相対成長速度の低下が認められたが、特に0.52及び1.98μg/l区でマイナス成長が認められた。個体酸素消費量は、0.52μg/l区で1個体に明らかな増大が認められたのみであった。一方、鰓換水量は0.031μg/l区以上の曝露区で増大が認められた。また、組織酸素消費量は、主に鰓の酸素消費量が0.52μg/l区を除く曝露区で増大傾向を示した。次年度は、重金属の一種であるカドミウムについて同様の実験を行う。 |
研究分担 | 環境保全・検定研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030045431 |
収録データベース | 研究課題データベース |