東シナ海・黄海のケンサキイカの生物特性(22)

東シナ海・黄海のケンサキイカの生物特性(22)

課題番号1994005609
研究機関名西海区水産研究所(西海水研)
研究期間完H01〜H05
年度1994
研究問題本邦西方海域における水産資源の培養及び持続的利用技術の確立
大課題海洋生物資源の管理と培養技術の確立
中課題資源の生態の解明と有効利用の促進
小課題東シナ海・黄海のケンサキイカの生物特性(22)
摘要東シナ海・黄海で操業する以西底びき網漁業の最重要種であるケンサキイカの生物特性の解明を目的に研究を行った。トロール調査によれば同海域における本種の分布の中心域は、東シナ海南部にあり、夏季には北東方向に分布域が広がり、一方冬季には南方に狭まり、漁業の形態と良く符合することが示された。また、漁獲統計と環境データの照合から、同種の漁場は高温高塩分の黒潮系水の挙動に影響されて変動し、同水塊に隣接する陸棚側の海域に形成されることが示唆された。トロール調査標本の生殖腺、纏卵腺の状態から、産卵期は春から秋と長く、主産卵場は既往の知見と同じく東シナ海南部の大陸寄りと考えられた。しかし、体長別の分布によれば外套長20mm以下の幼イカが分布域のほぼ全域に生息していることから、産卵がより広い範囲で行われている可能性も示唆された。また、成長に関しては、同一外套長では雌の方が雄より体重が重いことが示された。
研究分担資源管理石垣・底魚資管研(支所長)
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030045644
収録データベース研究課題データベース

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