主要作物の組織培養法の確立とその育種的利用法の検討(120)
課題番号 | 1994002358 |
研究機関名 | 東北農業試験場(東北農試) |
研究期間 | 中S00〜S00 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 寒冷地における作物・家畜の機能開発 |
大課題 | 革新的育種法の開発と高付加価値有用成分の遺伝的改変・品質評価法の確立 |
中課題 | バイオテクノロジー利用による革新的育種手法の確立 |
小課題 | 主要作物の組織培養法の確立とその育種的利用法の検討(120) |
摘要 | コムギの胚乳中のアミロース合成をつかさどる遺伝子(Wx遺伝子)のコードする顆粒性デンプン合成酵素(Wxタンパク質)を二次元電気泳動により3種のタンパク質に分離した。それらは、A、B、Dそれぞれのゲノム上に座上するWx遺伝子(Wx−A1、Wx−B1、Wx−D1)に由来した。これにより、コムギの胚乳中におけるWx遺伝子の発現が確認可能になり、国内産コムギ品種の中に、3種の遺伝子のうちWx−A1あるいは、Wx−B1の発現を欠くもの、Wx−A1、Wx−B1の両遺伝子の発現を欠くもの、また、外国産コムギ品種の中にWx−D1の発現を欠くものが存在することを明らかにした。本課題は担当研究員が留学により長期不在となり一時中断せざるを得ない。再開は7年度の予定。 |
研究分担 | 作物開発・育種工学研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030045726 |
収録データベース | 研究課題データベース |