農業有用遺伝子(ウイルス抵抗性付与遺伝子)のクローニング・構造解析(123)
課題番号 | 1994002361 |
研究機関名 | 東北農業試験場(東北農試) |
研究期間 | 継H03〜H07 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 寒冷地における作物・家畜の機能開発 |
大課題 | 革新的育種法の開発と高付加価値有用成分の遺伝的改変・品質評価法の確立 |
中課題 | バイオテクノロジー利用による革新的育種手法の確立 |
小課題 | 農業有用遺伝子(ウイルス抵抗性付与遺伝子)のクローニング・構造解析(123) |
摘要 | キュウリモザイクウイルス・サテライトRNA(E株)の全鎖長cDNAクローン由来の転写RNAの生物活性を検定した。合成した転写RNAの3’末端領域はウイルス由来のものと同一塩基配列であるが、5’末端には10塩基のベクター由来の配列を有している。当該RNAとヘルパーウイルスとを混合してタバコおよびトマトに接種した結果、いずれの宿主でも病徴が軽減されていることがわかった。さらに、罹病葉から抽出した全核酸を電気泳動で分析した結果、ウイルス由来のサテライトRNAと同様な分子量を有する成分が検出されたことから、in vivoで転写RNAが複製して活性を示したことが明らかになった。 |
研究分担 | 作物開発・育種工学研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030045729 |
収録データベース | 研究課題データベース |