小麦新品種の育成試験(132)
小麦新品種の育成試験(132)
課題番号 | 1994002386 | ||
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研究機関名 | 東北農業試験場(東北農試) | ||
研究期間 | 継S25〜H99 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | 寒冷地における作物・家畜の機能開発 | ||
大課題 | 社会的ニーズに対応した高品質・安定多収品種の開発 | ||
中課題 | 高品質・安定多収麦品種の開発 | ||
小課題 | 小麦新品種の育成試験(132) | ||
摘要 | 北東北に適する耐寒雪・良質・多収品種を育成するために、難穂発芽性、低アミロース、良質蛋白組成をもつ日本及び外国品種を用いて77組合せの交配を行った。F2世代以降の系統は系統育種法及び集団育種法で選抜が行われた。5年産は小麦縞萎縮病、穂発芽、粒外観品質について選抜を強化した。系統適応性試験及び特性検定試験の結果、それぞれ優れた特性を持っている4系統を新配付系統とする。その系統の特徴は以下の通りである。東北199号は長稈であるが早生で、耐寒雪性に優れ、多収である。東北200号はナンブコムギにγ線照射で育成された系統で、ナンブコムギをやや短稈多収化した系統である。東北201号は軟質、東北202号は硬質コムギで、いづれも穂発芽には弱いが、麺色が優れた高品質系統である。各県の奨励品種決定試験用に配付された。 | ||
研究分担 | 作物開発・麦育種研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030045754 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |