ダイズ葉腐病菌菌系の特性解明(59)
ダイズ葉腐病菌菌系の特性解明(59)
課題番号 | 1994002441 | ||
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研究機関名 | 東北農業試験場(東北農試) | ||
研究期間 | 単H05〜H05 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | やませ気候の利用・克服技術の確立 | ||
大課題 | やませ気候下における生物反応機構と環境要因の解明 | ||
中課題 | 病害の発生動態とそれに関わる環境要因の解明 | ||
小課題 | ダイズ葉腐病菌菌系の特性解明(59) | ||
摘要 | ダイズ葉腐病のRhizoctonia solani担子胞子感染に関与する菌系は、既知の菌系との菌糸融合試験、チアミン要求性及びリボゾームDNA等の解析結果から、菌糸融合群AG−2内の新しいサブグループであることが判明した。これをR.solaniAG−2−3と命名した。本菌系はR.solaniの中では低温性であり、ダイズに葉腐病を起こすほか、各種のマメ科作物に対して病原性が強く、出芽前や出芽後の立枯を激しく起こす特徴があった。本菌系はこれまで岩手、宮城、福島県で発生が確認されたことから、その分布範囲は広いと見られた。本研究成果は、Rhizoctonia属菌による新発生病害の的確な診断・同定に役立つ。また、本菌系を簡易に長期保存する方法を開発した。成果の受渡し先:5年度成果情報。 | ||
研究分担 | 地域基盤・病害生態研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030045809 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |