やませ等局地気象の成立過程の解明と予測手法の開発
やませ等局地気象の成立過程の解明と予測手法の開発
課題番号 | 1994002465 | ||
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研究機関名 | 東北農業試験場(東北農試) | ||
研究期間 | 継H01〜H07 | ||
年度 | 1994 | ||
研究問題 | やませ気候の利用・克服技術の確立 | ||
大課題 | 生産環境の管理技術及び地域資源利・活用技術の開発 | ||
中課題 | やませ気候下における農畜産物の安定生産技術の確立 | ||
小課題 | やませ等局地気象の成立過程の解明と予測手法の開発 | ||
摘要 | これまでにも気象値のメッシュデータはいくつか作られてきたが、やませ時にも適応可能なものはない。これは、従来のモデルでは地形の開放度や気象要素の平年値を用いて値を内挿しているため、やませ時に特徴的な現象(小規模地形による寒気の変質とそれにともなう局地的昇温、寒気の移流による海岸部の低温など)が再現できないことによる。やませのメッシュデータ化は、やませによる農作物被害の原因と対策を明らかにするうえで、また将来的にはやませの予報を行うにあたり必要である。そこで、東北地方における気象観測データ、研究室で独自に取得した気象観測データ等を用いてやませのメッシュデータを開発する。はじめに過去のデータを用いて、やませの事例抽出を行い、やませを分類する。つぎに、やませの類型ごとに準平年値を作成し、それに上層の風や地形効果等を加味してやませのメッシュデータを作成する。 | ||
研究分担 | 地域基盤・気象特性研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030045833 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |