肥育牛における大麦・らい麦サイレージの効率的給与技術の検討(241)
課題番号 | 1994002593 |
研究機関名 | 東北農業試験場(東北農試) |
研究期間 | 完H04〜H05 |
年度 | 1994 |
研究問題 | 寒冷地草地畜産における生態系調和型生産技術の開発 |
大課題 | 大規模草地を基盤とした低コスト肉牛生産地域システムの開発 |
中課題 | 中山間地域における粗飼料利用型肥育飼養システムの開発 |
小課題 | 肥育牛における大麦・らい麦サイレージの効率的給与技術の検討(241) |
摘要 | 1年2作体系を活用するために、冬作物として生産される大麦・ライ麦サイレージの日本短角種肥育牛への給与効果を調べた。各肥育ステージにおける大麦・ライ麦の飼料中給与割合と1日当り増体量の関係は、前期−67%−0.82kg、中期−45%−1.02kg、後期−40%−0.81kgで、大麦・ライ麦サイレージの増体効果はトウモロコシサイレージよりも小さく、ソルガムサイレージと同程度であった。また、大麦・ライ麦サイレージとトウモロコシ・ソルガムサイレージを肥育ステージごとに使い分けた粗飼料多給型飼養体系(粗飼料割合50%)によって、24カ月齢で650kg以上の仕上げ体重が得られた。今後、大麦・ライ麦サイレージ給与と肉質の関係解明が残されている。本成果の一部は東北農業研究に発表した。 |
研究分担 | 企連・総研2 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030045961 |
収録データベース | 研究課題データベース |