イネ科植物体上微小菌類の効率的収集法の確立(3)
イネ科植物体上微小菌類の効率的収集法の確立(3)
課題番号 | 1995000337 | ||
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研究機関名 | 農業生物資源研究所(生物研) | ||
他機関 | ドイツ農林業研究センター【NIRENBERG Helgard】 | ||
研究期間 | 継H02〜H09 | ||
年度 | 1995 | ||
研究問題 | 生物種の多様性の解明とその保全 | ||
大課題 | 生物資源情報の解析と管理・利用システムの開発 | ||
中課題 | 生物資源情報の解析と管理手法の開発 | ||
小課題 | イネ科植物体上微小菌類の効率的収集法の確立(3) | ||
摘要 | ドイツ、ブラウンシュバイク近郊の一般農家栽培のコムギについて、健全植物体上に出現する糸状菌の変遷と日本における典型的コムギ作土壌(転作水田及び通常のコムギ畑)に生息する微小菌類の調査を行った。ドイツのコムギ試料より84種の微小菌類を同定し、コムギ穂への菌の定着は大部分が出穂後に始まることを見い出した。ドイツでの出現菌は日本の北方域における出現菌と類似し、微小菌類の出現と分布は調査地点を支配する気候条件により影響されることを示唆した。日本産土壌からは115種を同定、転作水田と通常のコムギ畑では土壌菌相は大きく異なった。日本のコムギ赤かび病の主原因菌は水田土壌及びその内の残査のみから分離された。 | ||
研究分担 | 遺資一・微探評価研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030046025 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |