トランスポゾンを利用した遺伝子単離技術の開発(111)
課題番号 | 1995000500 |
研究機関名 | 農業生物資源研究所(生物研) |
研究期間 | 継H06〜H10 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 新生物資源創出のための生物工学的技術の開発 |
大課題 | 生体分子工学的技術の開発 |
中課題 | 遺伝子・染色体操作技術の開発 |
小課題 | トランスポゾンを利用した遺伝子単離技術の開発(111) |
摘要 | トウモロコシのトランスポゾンAc/Dsを異種植物に導入し遺伝子単離に利用する研究が行われているが、Ac/Dsの性質に伴ういくつかの問題や欠点が明らかにされた。そこで構造及び転移機構の異なるタバコとイネのトランスポゾンの利用を検討した。これまでにタバコから新しいトランスポゾンTto1の単離に成功したが、Tto1を異種植物であるイネとシロイヌナズナに導入し転移活性を調べたところタバコでみられたと同じように培養によって活性化されることが示された。さらに、予想外にこれらの植物においてはタバコにおけるよりも高い活性化がみられた。今後は有用遺伝子の単離へ向けて、Tto1の導入されたシロイヌナズナの後代に生ずることが期待される突然変異について解析をすすめる。 |
研究分担 | 分子育種・形質転換研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030046188 |
収録データベース | 研究課題データベース |