イネ・トランスポゾン等によるタギング技術の開発(121)
課題番号 | 1995000502 |
研究機関名 | 農業生物資源研究所(生物研) |
研究期間 | 継H06〜H09 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 新生物資源創出のための生物工学的技術の開発 |
大課題 | 生体分子工学的技術の開発 |
中課題 | 遺伝子・染色体操作技術の開発 |
小課題 | イネ・トランスポゾン等によるタギング技術の開発(121) |
摘要 | トウモロコシ由来のトランスポゾンDs及びAc由来の転移酵素遺伝子(TPase)を導入した形質転換イネを作出し、自殖後代でこれらの遺伝子をホモにもつ個体をサザンハイブリダイゼーションにより選抜した。両ホモ個体を交配して得られたF1において期待通りDsの活発な転移が確認された。転移に伴い典型的なFootprintが残されることが塩基配列の解析から明らかにされた。今後は転移によって誘発される変異体の解析を進める予定である。レトロトランスポゾンの転移酵素である逆転写酵素に保存されているアミノ酸配列に対応する新たなプライマーを設計し、培養細胞由来のcDNAを鋳型として新たなレトロトランスポゾンを12種類(Tos21−Tos32)単離した。今後、これらの転移活性について解析する予定である。 |
研究分担 | 分子育種・形質転換研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030046190 |
収録データベース | 研究課題データベース |