単子葉植物における細胞培養系作出・安定化技術の確立−ムギ類(203)
課題番号 | 1995000509 |
研究機関名 | 農業生物資源研究所(生物研) |
研究期間 | 継H05〜H07 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 新生物資源創出のための生物工学的技術の開発 |
大課題 | 細胞工学的技術の開発 |
中課題 | 全能性の高度利用技術の開発 |
小課題 | 単子葉植物における細胞培養系作出・安定化技術の確立−ムギ類(203) |
摘要 | 6年度は、エレクトロポレーションによるプロトプラストへの遺伝子導入条件について検討するとともに、パーティクルガンを用いた未熟胚細胞への直接遺伝子導入による形質転換植物体の作出を試みた。まず、GUS遺伝子の一過性発現によりエレクトロポレーションの条件を調べた結果、パルス時定数:50msec、パルス電界強度:300ボルト/cm、プラスミドの強度:100ugの時、GUS遺伝子の発現は最も高く、同法による最適導入条件を明らかにすることができた。また、パーティクルガンによる形質転換植物体の作出については、pARK22(ビアラフォス耐性遺伝子)の場合、2020個の未熟胚からビアラフォス耐性のシュートが80個得られ、そのうち15個体が完全な植物体になった。7年度は、これらの植物体について遺伝子解析を行う予定である。 |
研究分担 | 細胞育種・細胞操作研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030046197 |
収録データベース | 研究課題データベース |