亜熱帯作物の突然変異誘発に関する育種方法の開発(218)
課題番号 | 1995000527 |
研究機関名 | 農業生物資源研究所(生物研) |
研究期間 | 継H06〜H13 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 新生物資源創出のための生物工学的技術の開発 |
大課題 | 放射線育種技術の開発 |
中課題 | 放射線利用による新生物資源創出技術の開発 |
小課題 | 亜熱帯作物の突然変異誘発に関する育種方法の開発(218) |
摘要 | バナナは雌性不稔性の不結実性果実であり、交雑育種が困難なため突然変異育種法の開発が不可欠である。品種「三尺種」を用いて多芽体誘導の培養法を検討した結果、MS培地にBA5mg/lおよびNAA2mg/lあるいはIAA5mg/lの添加が最適であった。また、茎の伸長及び発根にも最適の培地を確定した。ガンマ線照射による多芽体の反応について、明らかに線量率に依存しており、線量率が高まれば多芽体の致死線量は急速に低下した。突然変異誘発の適正照射線量は、線量率2Gy/hrでは総線量40〜80Gy、8Gy/hrでは20〜40Gy、64Gy/hrでは、10Gy程度を目安にする。 |
研究分担 | 放育・照射法研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030046215 |
収録データベース | 研究課題データベース |