アブラナ科野菜根こぶ病菌休眠胞子の発芽に及ぼす環境要因(52)
課題番号 | 1995002713 |
研究機関名 | 中国農業試験場(中国農試) |
他機関 | 野菜茶試 |
研究期間 | 継H06〜H08 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 生態系に調和した耕地環境の管理技術の確立 |
大課題 | 病害虫の発生機構の解明と総合防除技術の開発 |
中課題 | 病害の発生機構に基づく制御技術の開発 |
小課題 | アブラナ科野菜根こぶ病菌休眠胞子の発芽に及ぼす環境要因(52) |
摘要 | 根こぶ病菌汚染土壌を30、25、20、15、10℃で3週間培養した結果、休眠胞子の活性度は1週間目、2週間目までは徐々に低下し、3週間目にはかなりの低下が見られた。低下の程度は10〜20℃の間では10〜20%、30℃では30%であり、培養温度が高くなるに従って低下の程度が大きくなることが判明した。カブを用いた病原性発現試験では、土壌温度(10〜25℃)、根こぶ病菌濃度が高いほど、また1か月後よりも1.5か月後のほうが発病が激しく、発病度が高い傾向が認められた。しかし、土壌中の病原菌濃度が比較的低い場合には1か月後よりも1.5か月後の方がカブの生育が旺盛となり、相対的に根こぶの着生根が減少し、病徴が軽くなること明らかになった。 |
研究分担 | 生産環境・発病機構研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030046406 |
収録データベース | 研究課題データベース |