畑地における造網性クモ類の種類相と季節消長の調査(63)
課題番号 | 1995002720 |
研究機関名 | 中国農業試験場(中国農試) |
研究期間 | 完H05〜H06 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 生態系に調和した耕地環境の管理技術の確立 |
大課題 | 病害虫の発生機構の解明と総合防除技術の開発 |
中課題 | 害虫の発生機構の解明と生物的制御技術の確立 |
小課題 | 畑地における造網性クモ類の種類相と季節消長の調査(63) |
摘要 | 農業生態系におけるクモの捕食者としての役割は未解明の部分が多く、ことに畑地ではその研究が遅れている。そこでクモの種類相、密度及びそれらの季節消長を調査し、害虫管理の基礎資料を得ることとした。採集した造網性のクモは、ヒメグモ科、コサラグモ科、コガネグモ科、アシナガグモ科に属していた。調査した結果、クモの種類数、密度ともに小さく、アシナガグモの幼体が散見されただけであった。これらの結果からキャベツ畑においてはクモは害虫防除上、重要な働きはしていないと言える。残された問題として今後は草丈の高い作物での調査が必要である。 |
研究分担 | 生産環境・虫害研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030046413 |
収録データベース | 研究課題データベース |