乾田直播特性の生理生態学的解明による検定法の確立(97)
課題番号 | 1995002758 |
研究機関名 | 中国農業試験場(中国農試) |
研究期間 | 完H06〜H06 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 消費ニーズに対応した作物の開発と高品質安定生産・品質保持技術の確立 |
大課題 | 作物生産機能の解明と高位安定生産技術の開発 |
中課題 | 主要作物の生理生態的特性の解明と生産機能向上技術の開発 |
小課題 | 乾田直播特性の生理生態学的解明による検定法の確立(97) |
摘要 | 水稲の乾田直播栽培では出芽の不安定性から栽植密度のむらが出来るということと、移植に比べて密植になるというところから、栽植密度が変わっても安定した収量を得られる品種のタイプを探すことを目的とした。密度の違いによって収量の変動が少ない品種は登熟歩合の変動が少ないのが特徴であった。大きく2つのタイプがあり、一つは密播した場合に穂数の増加が少なく、1穂籾数の減少も少ないもので、もう一つは穂数がかなり増加して、1穂籾数も減るものであった。出穂の約1カ月前での草丈の疎植区の値に対する密植区の比は、穂長、稈長の同様の値と有意な正の相関があった。本課題は完了とし、総合的開発研究「次世代稲作」に引き継いで試験を行う。 |
研究分担 | 作物開発・栽培生理研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030046451 |
収録データベース | 研究課題データベース |