家畜の行動習性を利用した省力的放牧管理技術の確立(170)
課題番号 | 1995002827 |
研究機関名 | 中国農業試験場(中国農試) |
研究期間 | 継H06〜H10 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 中山間地域における肉用牛の高位生産技術の確立 |
大課題 | 畜産資源の効率的利用による高品質牛肉生産と地域複合営農システムの策定 |
中課題 | 草地・牧野林などの活用による生態系保全型肉用牛放牧技術の開発 |
小課題 | 家畜の行動習性を利用した省力的放牧管理技術の確立(170) |
摘要 | 放牧牛への栄養補給に際しては、強い牛のみが摂取してしまうという採食競合の問題、数日分をまとめて一括給与すると一度に大量に摂取するため毎日所定量を運んで給餌しなければならないという労力上の問題などがある。6年度は、それらの問題を改善するための基礎的知見を得る目的で、濃厚飼料への食塩の添加量と飼料摂取量との関係を畜舎において検討した。その結果、食塩の添加量が多くなるにつれて濃厚飼料の摂取に時間がかかるようになった。このように採食が断続的になることは、採食競合の防止に利用しうる可能性を示唆するものと考えられた。また、飲水が容易な条件では、日摂取量を制限するのに多量の食塩が必要になると予測された。 |
研究分担 | 企連・総研2 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030046520 |
収録データベース | 研究課題データベース |