天敵微生物を利用したジャガイモシストセンチュウ制御技術の開発
課題番号 | 1995002036 |
研究機関名 | 北海道農業試験場(北農試) |
研究期間 | 新H07〜H11 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 寒地自然資源の評価と寒地生態系の特性解明及び管理・利用技術の確立 |
大課題 | 寒地生態系の生物的特性の解明と総合的管理利用技術の開発 |
中課題 | 寒地作物虫害の制御技術の開発 |
小課題 | 天敵微生物を利用したジャガイモシストセンチュウ制御技術の開発 |
摘要 | ジャガイモシストセンチュウ(GN)は、北海道のばれいしょ生産にとって最重要の難防除害虫である。本種には4年輪作体系と薬剤の組み合わせが中心となった総合防除が奨励されているが、近年の減農薬指向などによる対策推進上の問題がある。そこで、本課題では生態系に負荷をかけない防除法開発のため、GN密度低減効果を有する天敵微生物を探索し、生物防除資材としての効果的利用方法を検討する。卵寄生性の糸状菌類を主体とし、シスト及び卵から菌を分離、密度低減効果の高い菌株を探索、同定を行う。有望菌株について土壌中における線虫密度低減能力の評価、大量増殖法の開発、土壌定着要因などの解明を行う。 |
研究分担 | 生産環境・線虫研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030046595 |
収録データベース | 研究課題データベース |