水稲の高度耐冷性中間母本の作出(118)
水稲の高度耐冷性中間母本の作出(118)
課題番号 | 1995002070 | ||
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研究機関名 | 北海道農業試験場(北農試) | ||
研究期間 | 継H06〜H15 | ||
年度 | 1995 | ||
研究問題 | 作物育種法の開発と寒地向き優良品種の育成 | ||
大課題 | 新育種法の開発及び新育種素材の作出 | ||
中課題 | 新育種法を利用した有用育種素材の開発 | ||
小課題 | 水稲の高度耐冷性中間母本の作出(118) | ||
摘要 | 素材試験として、東北地方で育成された耐冷性極強の中間母本などと、北海道の耐冷性素材の耐冷性水準を比較するため両者の耐冷性検定を行った。この結果、東北地方の材料の中には北海道の材料に優る耐冷性を持つ系統があることが確認された。この結果は、耐冷性遺伝子の集積効果がさらに期待できることを示している。この調査に供した材料はそれぞれ交配されており、通常の方法によって育種素材化を進めている。また、遺伝資源からの耐冷性素材の探索のため、北海道在来品種や中国雲南省導入の品種の耐冷性検定を行った。雲南品種には高稔性のものも見られたが、晩生で長稈のため、冷水処理を回避した可能性があるので再検討が必要である。 | ||
研究分担 | 作物開発・稲育種研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030046629 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |