かじき類の資源評価(72)
かじき類の資源評価(72)
課題番号 | 1995005554 | ||
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研究機関名 | 遠洋水産研究所(遠水研) | ||
研究期間 | 継H06〜H08 | ||
年度 | 1995 | ||
研究問題 | 遠洋水域における海洋特性の解明と資源の持続的利用技術の確立 | ||
大課題 | 水産資源の生物特性の解明と持続的利用技術の確立 | ||
中課題 | まぐろ類の持続的利用技術の確立 | ||
小課題 | かじき類の資源評価(72) | ||
摘要 | 太平洋のマカジキ、メカジキ、クロカジキの3種類について、日本のはえなわ漁業のCPUEを一般線型化法により標準化し、それを用いて、非平衡プロダクションモデルで資源評価を行った。その結果、マカジキについては、北太平洋については、ほぼMSY水準に達しているが、南太平洋については、MSY水準を上回る開発が行われていることが明らかとなた。また、マカジキ、クロカジキについては、プロダクションモデルでは適切な解は得られなかった。しかし、CPUEの傾向は、メカジキについては比較的安定しており、明瞭な減少傾向は見られなかった。一方、クロカジキについては、顕著なCPUEの減少傾向が伺え、今後資源の動向に注意が必要であることが指摘された。大西洋のメカジキについてもCPUEの標準化を行い、大西洋まぐろ類保存国際委員会における資源評価の際、VPAのチューニングに用いられた。また、大西洋のバショウカジキ及びフウライカジキの分布について、新様式の漁獲成績報告書資料を用いて検討を行った結果、混合割合については、1970年代と有意な差は見出されなかった。 | ||
研究分担 | 浮魚資源・まぐろ生研熱まぐろ研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030046877 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |