土壌有機物の分解及び物質循環に関する観測研究(6)
課題番号 | 1995004177 |
研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) |
研究期間 | 継H02〜H11 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 森林生態系における立地環境及び植物相の特性と機能の解明 |
大課題 | 森林立地環境の特性解明と評価 |
中課題 | 森林土壌における物質変換機構の解明 |
小課題 | 土壌有機物の分解及び物質循環に関する観測研究(6) |
摘要 | 土壌水の採取では天然林の2カ所と新植地の1カ所に土壌水採取装置を埋め込み2回採取を行った。期間中土壌の乾燥が表層から起こったため2回目では一部試料の採取が行えなかった。またこの地域の渓流水は概ね炭酸カルシュウム濃度に違いで2種類に区分されることが示された。試験で得られた水試料は持ち帰って化学分析を行う。固定試験地の土壌試料の採取から雨季明け直後の土壌環境の把握が行えた。土壌の容積重はplot3の方が低く、土壌pHに大きな違いがないが、土壌の乾燥は草地であるplot3が速やかで、ECも高い傾向が認められた。plot1におけるタケ根系量の調査では直径3mm以下では木本よりはるかにタケの量が多く、タケの種類によっても差がみられるものの、草地であるplot3との比較では全体に根系量が多くなった。(15−1−1) |
研究分担 | 森林環境・土化研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030046905 |
収録データベース | 研究課題データベース |