コガネムシの抗菌性タンパク質の分離精製と生化学・生理的特性の解明(118)
課題番号 | 1995004303 |
研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) |
研究期間 | 継H06〜H08 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 森林生物の生態系における特性及び機能の解明と生物管理技術の高度化 |
大課題 | 森林動物の生態系における特性と機能の解明 |
中課題 | 森林動物の分類と生理・生態の解明 |
小課題 | コガネムシの抗菌性タンパク質の分離精製と生化学・生理的特性の解明(118) |
摘要 | ドウガネブイブイ3齢幼虫に大腸菌を注射し、抗菌性タンパク質の合成を誘導させ、経時的に体液を採取した。塩基性タンパク質を分離する電気泳動法により抗菌性タンパク質を分離し、大腸菌を含む寒天培地をゲルに重曹して、抗菌性タンパク質の活性を検出したが、活性は低かった。一方、マツノマダラカミキリ幼虫を用いた実験では、抗菌性タンパク質の活性は細菌の注射後12時間から検出され始め、主要な1種類のバンドは5日まで高かったが、他の2種類のバンドは2日および3日に高い活性を示し、その後漸減した。ドウガネブイブイの抗菌性タンパク質を検出するためには、通常の方法を改変する必要性が示唆された。 |
研究分担 | 森林生物・昆虫生理研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030047031 |
収録データベース | 研究課題データベース |