サクラ保存林における鳥類の採餌生態(135)
サクラ保存林における鳥類の採餌生態(135)
課題番号 | 1995004326 | ||
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研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) | ||
研究期間 | 継H06〜H08 | ||
年度 | 1995 | ||
研究問題 | 森林生物の生態系における特性及び機能の解明と生物管理技術の高度化 | ||
大課題 | 森林動物の生態系における特性と機能の解明 | ||
中課題 | 森林動物の群集構造と生物間相互作用の解明 | ||
小課題 | サクラ保存林における鳥類の採餌生態(135) | ||
摘要 | サクラ保存林(約6ha)に31個の巣箱を架設して、食虫性鳥類の繁殖生態とテリトリーとの関連を調査した結果、(1)サクラ保存林内にシジュウカラが10個のテリトリーを持ち、それぞれが繁殖活動を行った。(2)シジュウカラの各つがいの行動圏の面積は約0.4haであった。これは森林に生息している同種よりも小さいので、サクラ保存林は餌となるリンシ目幼虫の生産量が高いと思われる。(3)巣箱内に設置したビデオ記録装置によると、1回目の繁殖では雛に与える餌の90〜93%がリンシ目幼虫であり、2回目の繁殖では約80%であった。(4)親が雛に与える餌の大きさは雛の成長に比例して大きくなった。(11−1−1) | ||
研究分担 | 森林科学園・生物研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030047054 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |