樹木関連成分のシロアリに対する作用機構の解明
樹木関連成分のシロアリに対する作用機構の解明
課題番号 | 1995004464 | ||
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研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) | ||
研究期間 | 新H07〜H11 | ||
年度 | 1995 | ||
研究問題 | 木質系資源の高度変換利用技術の開発 | ||
大課題 | 樹木成分の高度利用技術の開発 | ||
中課題 | リグニン・ポリフェノールの利用技術の開発 | ||
小課題 | 樹木関連成分のシロアリに対する作用機構の解明 | ||
摘要 | 生態系では分解者の役割を担うシロアリは、樹木に依りその嗜好性が異なる。木材利用・保存の立場から樹木中の抗蟻性成分の研究がなされてはきたが、それらの作用機構に関しては依然として不明な点が多い。本研究ではサポニンやキノンなどの既知有効物質の構造とその活性相関を確認することにより、樹木成分のシロアリに対する作用機構の解明を目指す。初年度より3年間は、主として既知有効成分の生物検定を行うと共に、活性検出に適切な生物活性検定法の選出・創出を試みる。次段階として、当該物質に対して構造変換を施し、構造・活性相関を確認する。以上の研究成果を元に作用性のより高い物質への変換を行うことも可能となる。なお、多種類の物質を同時に取り扱うためには効率よく濃縮・乾固を行うことが可能な大型遠心濃縮機の購入が必要である。 | ||
研究分担 | 木材化工・成分研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030047192 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |