有用成分の探索(263)
有用成分の探索(263)
課題番号 | 1995004479 | ||
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研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) | ||
研究期間 | 完S60〜H06 | ||
年度 | 1995 | ||
研究問題 | 木質系資源の高度変換利用技術の開発 | ||
大課題 | 樹木成分の高度利用技術の開発 | ||
中課題 | 樹木抽出成分の特性解明と利用開発 | ||
小課題 | 有用成分の探索(263) | ||
摘要 | ケンポナシ果柄の抽出物のアルコール分解促進作用について検討し、飲酒後の唾液エタノールおよびアセトアルデヒド濃度を低下させる効果が認められた。沖縄産樹種45種の樹皮抽出物について抗菌性試験を行い、抗菌性物質としてリュウキュウガキ、トキワガキからIsodiospyrinを、トキワガキからPlumbaginを、ハマセンダンから8−Hydroxydihydrochelerythrineを、ヤマモモからMyricanolを単離した。ベイヒバ材、タイワンヒノキ材の精油成分の、人工乾燥中の変動を検討した結果、粉末試料では顕著な減少が認められた。木材乾燥室内壁に付着するヤニ状物質からセスキテルペン類、ジテルペン類を同定した。ケンポナシ抽出物はチューインガムの添加物として実用化された。 | ||
研究分担 | 木材化工・成分研抽出研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030047207 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |