積雪環境が森林形成におよぼす影響(488)

積雪環境が森林形成におよぼす影響(488)

課題番号1995004758
研究機関名森林総合研究所(森林総研)
研究期間完H01〜H06
年度1995
研究問題多雪・寒冷地帯の森林保全技術及び林業経営技術の体系化
大課題多雪・寒冷地帯森林の保全管理技術の高度化
中課題多雪地帯森林の環境保全技術の開発
小課題積雪環境が森林形成におよぼす影響(488)
摘要スギ造林地に由来する針広混交林の種組成は初期段階から広葉樹天然林の種組成に影響されることがわかった。また、階層構造では林齢が高くなるにしたがって多様性の高い層が上昇していき、階層ごとの多様性の違いが少ない単純な構造を持つ森林が形成されていく傾向がみられた。どの林齢の針広混交林や広葉樹天然林でも、積雪量が大きい地域ほど多様性が低くなる傾向がみられた。広葉樹林内に造成されたスギの帯状造林地の成長と積雪量の年変動との関係は40m幅のほうが20m幅より密接であった。スギの葉の水分生理と埋雪期間との関係は1年目では明らかにならなかったが、2年目と3年目では、飽水時の浸透ポテンシャルは埋雪期間と無関係にほぼ一定であるにもかかわらず、初発原形質分離がおこる水ポテンシャルの値や細胞の最大体積弾性率の値は埋雪期間が長くなるほど小さくなった。このことから、埋雪期間が長くなるほど乾燥抵抗性が低く、柔軟性の低い葉が形成されることが予想された。
研究分担東北・多雪研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030047486
収録データベース研究課題データベース

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