積雪寒冷地域における荒廃景観の成立・復元(491)

積雪寒冷地域における荒廃景観の成立・復元(491)

課題番号1995004764
研究機関名森林総合研究所(森林総研)
研究期間継H06〜H10
年度1995
研究問題多雪・寒冷地帯の森林保全技術及び林業経営技術の体系化
大課題多雪・寒冷地帯森林の保全管理技術の高度化
中課題森林の水土保全・防災機能の維持増進技術の開発
小課題積雪寒冷地域における荒廃景観の成立・復元(491)
摘要北上山地の早池峰山(1,913m)北側斜面のアイオン沢荒廃地の崩壊45年後の荒廃面の安定状況を調査した。アイオン沢荒廃地は1948年9月のアイオン台風の襲来で標高1,600mから800m付近まで帯状に30〜250m幅で約28haが崩壊した場所である。標高1,300m以上の高標高域は植被率が20%と低く、植被の発達は遅々として進まず地表の不安定な場所が多かった。これは寒冷な気象条件下にあるため表層の土砂礫が凍上・凍結により移動し、植物の生育基盤が十分確保できなかったためと考えられる。標高1,300〜1,000mの中標高域は左岸側の荒廃の著しい場所や渓床を除けば、植生の自然復旧と渓間工事などの人為的復旧が相まって植生の回復は進展し、地表は安定した場所が多い。標高1,000m以下の低標高域は、崩壊時の地表撹乱が軽微だったことなどにより植生の回復は順調で地表は安定していた。
研究分担東北・防災研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030047492
収録データベース研究課題データベース

研究課題アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat