森林施業地域における保護管理技術の検討(498)

森林施業地域における保護管理技術の検討(498)

課題番号1995004771
研究機関名森林総合研究所(森林総研)
研究期間完H02〜H06
年度1995
研究問題多雪・寒冷地帯の森林保全技術及び林業経営技術の体系化
大課題多雪・寒冷地帯森林の保全管理技術の高度化
中課題野生生物の保護管理技術の開発
小課題森林施業地域における保護管理技術の検討(498)
摘要択伐、母樹保残法などの施業が行われたブナ林と長期間人手の入っていない天然林で、林分のブナ種子生産数を推定して比較した結果、天然林は他の調査林分に比べて3〜4倍の生産量であった。これは、天然林施業が林分の「種子生産機能」を担うべき大径木(胸高直径>80cm)を抜き切りしていたことによる。また、ブナ林の種子生産の時空的な変動を調査した結果、ブナの結実はある一定範囲で同調しており、その地域が年ごとにずれていく傾向がみとめられた。しかし、同じブナ帯でも渓畔域に生育して、やはり果実が鳥獣の餌資源となりうるトチノキなどは、ほぼ毎年コンスタントに結実がみられた。これらのことから、鳥獣の餌資源として天然林を保全するためには、さまざまな林分タイプが連続して含まれるように天然林を保全ことが重要であるといえる。
研究分担東北・育林研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030047499
収録データベース研究課題データベース

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