カラマツ根株腐朽病の被害実態と土壌条件の解析(516)
課題番号 | 1995004789 |
研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) |
研究期間 | 延H01〜H08 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 多雪・寒冷地帯の森林保全技術及び林業経営技術の体系化 |
大課題 | 多雪・寒冷地帯の森林・林業経営技術の高度化 |
中課題 | 長伐期良質材生産技術の改善 |
小課題 | カラマツ根株腐朽病の被害実態と土壌条件の解析(516) |
摘要 | カラマツ根株腐朽病のハナビラタケ・カイメンタケ両菌の様々な培地上での菌糸成長を調べた。両菌の菌糸成長は、天然培地の方が合成培地よりよく、合成培地ではHopkins培地での成長が比較的良好であった。Hopkins培地を用い窒素源・炭素源を変え菌糸成長を調べた。炭素源は両菌とも麦芽糖をよく利用した。窒素源ではカイメンタケは硝酸カリウムを、ハナビラタケは硝酸アンモニウムを最もよく利用したが、両菌とも有機化合物の窒素源では発育が悪く、尿素では全く発育しなかった。またハナビラタケはpH3〜9で、カイメンタケはpH2〜8の範囲で発育し、前者は強アルカリ性側で、後者は強酸性側でも発育することがわかった。 |
研究分担 | 東北・樹病研土壌研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030047517 |
収録データベース | 研究課題データベース |