林業生産及び林産物流通構造の解明と産地化(527)
課題番号 | 1995004804 |
研究機関名 | 森林総合研究所(森林総研) |
研究期間 | 延H02〜H11 |
年度 | 1995 |
研究問題 | 多雪・寒冷地帯の森林保全技術及び林業経営技術の体系化 |
大課題 | 多雪・寒冷地帯の森林・林業経営技術の高度化 |
中課題 | 地域林業計画手法の開発 |
小課題 | 林業生産及び林産物流通構造の解明と産地化(527) |
摘要 | 1)東北地域のスギ製材工場を5つに類型化し、どのタイプの工場が将来の国産材産地形成に係わって重要なのかを考察した。その際、国産材時代を先取りしている南九州の動向と東北地域の外材製材の動向をたえず視野に入れて比較考察した。2)北上山系を中心とした広葉樹利用の実態調査(チップ製造、木工、薪炭)を行い、現在の問題と今後の課題を考察した。その結果、3)東北地域の製材として有望なのは、今後、スギ中目材が相当増えることを考えると、気仙・くりこま型製材(構造材と羽柄材生産)であることが判明した。4)国内産チップの不振に代わるものとしての広葉樹の有効利用のためには、地元の林業・木材業者の連携及び協同化による新たな製品開発と販売が有効性をもつことが明かになった。 |
研究分担 | 東北・経営研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030047532 |
収録データベース | 研究課題データベース |